パワーアンプの取り付け

ミラは爆音マフラーなのでオーディオに凝っても無駄と言う意見もある。
車内がうるさいので大き目の音量で聞いている。そのためコンポに内蔵されたアンプの出力では歪が気になってしまう。
音量を上げても音が割れないようにするのが今回の大きな目的である。

アンプはJVCのKS-AX504を購入した。80W×4チャンネルだが今回は2チャンネルのみ使用した。残りの2チャンネルはウーハーに使う予定。
通常3万円以上の販売価格(定価は不明)だが、オート○ックスの閉店セールの為、2万円もしなかった。
配線材は市販のワイヤリングキットを使った。太い電源コードなど高級なオーディオケーブルがセットになっている。購入価格は約8,000円也。

まず作業しやすいように助手席のシートを取り外す。シートレールに付いている4本のボルトを外せば簡単に外せる。外したシートは作業の邪魔にならないように家の中に置いておく。

ドアのスピーカーユニットを外しスピーカーケーブルを通す。
ドアと車内をつなぐゴムの中にケーブルを通そうと思ったが、通すのが困難だった為ゴムの脇に配線した。
やって出来ないことは無いが、無理に通さなくても問題は無いだろう。

エンジンルームから電源のケーブルを車内に引き込む。(下写真の赤いケーブル)
以前ウーハーを付けた時に配線した穴(グロメット)を利用した。ここには既にブースト計のパイプも通っている。
この線は純正のバッテリーケーブルと同じくらいの太さがある。ちょっと大げさな感じもしなくも無いが、マニアはもっと太いケーブルを使うのだろう。
バッテリーからオーディオに直結していていた線(ウーハー取付時に配線したもの)は引き抜き、アンプの電源端子から共締めで配線した。

ラインケーブルもとても太い。普通は2本の対だが、これは左右別々となっている。(左写真の水色ケーブル)
家で使っているオーディオケーブルより高級である。(車にはもったいない?)

ライン・スピーカ・電源・リモートケーブルを配線する。ウーハーの電源とリモートケーブル、ヘッドユニットの電源ケーブルはここから取るようにした。アース(GND)は助手席シートと共締めにした。

配線が出来たらアンプ本体を固定し、助手席を元通り取り付けて完成となる。

ウーハーはアンプ内蔵タイプを使用している。分解して今回のアンプから配線しようと思ったが、あけて見るとスピーカユニットが特殊なのでやめておいた。
左写真はウーハーの裏ブタ部分。右写真は内部の基板だが、ビビり防止の為ゴムのようなものが塗られている。
スピーカユニットは左写真のように特殊である。こんなのはじめてだ。恐らくボイスコイルが2つあるのだろう。
左右から出ている線をアンプのL/R各チャンネルに接続すれば良さそうだが、今回はやめておいた。

取り付けを終わって・・・
音量を上げても音が割れたりせず、音がクリアになった。ねらい通りの結果となった。