2台のFinepixを比較
FinePix F100fd(2008年3月15日発売)
FinePix S9000(2005年8月20日発売)
明るい部分までしっかり写っている。
道路の明るい部分が白とびして見えない。
ISO-400 拡大(トリミング)画像だが、ノイズが気にならない。
ISO-400 F100fdよりノイズが多い。
ISO-800 感度を上げても目立たないノイズ
ISO-800 ノイズが気になる。
ISO-1600 S9000のISO-800並みのノイズ
ISO-1600 実用的に厳しいノイズ
ISO-12800 さすがにノイズ多すぎ。
S9000はISO-1600が上限
ナチュラルフォトモードに設定
F100fdではISO-1600を上限に自動設定される。
S9000ではISO-800を上限に自動設定される
ISO-1600はノイズが多いので自動設定されない。
良く見るとS9000よりもわずかに広角に写る。
空が白とび
拡大(トリミング)すると暗い部分が黒とび。ISO-1600。
F100fdと比べノイズが少なめに見えるが、こちらはISO-800。
光学最大5倍ズーム(140mm)
光学最大10.7倍ズーム(300mm)
デジタル併用でS9000と同等のズーム。計算上300万画素相当?
デジタル併用21.4倍ズーム(600mm)
レンズの歪チェックとして約2メートルの距離から壁を撮影
歪が有り四隅が暗く写る。
F100fdに比べ、歪が少なく四隅があまり暗くならない。
大きな本体やレンズは伊達じゃ無かった様です。

液晶サイズは、F100fdが2.7インチでS9000は1.8インチ。
1.8インチではちょっと物足りないが、EVFは見易い。
F100fdにはファインダーもEVFも無い。

再生時の操作レスポンスはF100fdが格段に良い。S9000は動作の遅さを感じてしまう。

S9000は一眼レフ並みのサイズなので持ち歩きにはちょっと不便。
F100fdの画質がS9000の画質を上回ってしまっている部分が多い為、S9000の存在価値が・・・
3年でデジカメはここまで進化したんだなぁ~と思いました。
メインとサブで2台のデジカメを持つなら、メインは一眼レフにしないと意味が無さそうです。

S9000の方が明るくて高倍率のレンズを搭載している。
F100fdは高感度時のノイズの少なさでレンズの暗さをカバーできている。
どちらも広角28mm相当でCCDのサイズ(1/1.6型)も同じだが、実焦点距離は異なる。有効画素の面積がF100fdの方が広いものと思われる。

まとめ
FinePix F100fd VS S9000
  FinePix F100fd(2008年3月15日発売)
FinePix S9000(2005年8月20日発売)
ダイナミックレンジ ○ 従来比400%のワイドダイナミックレンジ × 比較すると白とびが多い
高感度時のノイズ ○ かなり改善されている × ISO-1600は実用的に厳しい
レンズ × 広角時の歪と四隅の暗さが気になる。 ○ 歪が少なく四隅も明るい。
光学ズーム × ただし、デジタルズームを併用しても
実用上問題の無い画質
○ ズームを効かせて画質も重視したい
場面って、結構少ないかも・・・
動画撮影中のズーム × ○ 自由にズーミング可能
携帯性 ○ 薄型軽量 × 一眼レフ並みのサイズ
マニアック度 × かんたん&きれい ○ マニュアル露出や手動ズームが楽しい
バッテリーが切れた時 × 予備のバッテリーが必要(購入済) ○ 市販のアルカリ単三電池が使える
起動速度 × 普通 ○ 速いがレンズキャップの着脱が面倒
操作レスポンス × 再生時のレスポンスが悪い
液晶 ○ 2.7インチ × 今時1.8インチは小さすぎる
その他便利機能 ・赤外線通信
・顔検出&フラッシュ光量自動調整
・フラッシュ有無自動2枚撮り
・液晶の向きが上下に動く
・ケーブルレリーズ対応
・1cmまで寄れるスーパーマクロ