CarAudio
オーディオ交換&ナビモニタ移設
全ては記憶喪失から始まった・・・
2003/7/12
電気店にてPanasonicのDVD-RAM/-R/-RWドライブを購入し、駐車場に戻ったらオーディオが記憶喪失を起こしていた。さっきまで再生していた位置の記憶はもちろん、時計、ラジオのチューニング、各種設定が全て消えていた。その後1週間そのまま使用したが何度か記憶喪失に見舞われた。よりによって高い買い物をした直後に・・・
2003/7/19
この日の朝、配線のチェックを行った。接触不良なら使用中に再生が突然止まったりするはずであるが、その様な症状は発生していない。たいていのオーディオはバックアップ電源で動作し、ACC電源は電源をON/OFFさせる為だけに使われている。もしもACC電源で動作しているとすればバックアップ電源の接触不良を疑う事ができる。そこでオーディオを再生状態にし、バックアップ電源を抜いてみた。バックアップ電源を抜いても再生が停止しないなら配線の不良、バックアップ電源を抜くと再生が停止するならオーディオの故障と判定できる。で、結果は後者であった。
思い起こせばZ919は業界で初めてMP3に対応した機種だった。ランサー、ミラ、パジェロミニと3台の車で3年間使用した。3年使えば十分だろう。
その日のうちに新しいオーディオを探しに工具持参でカー用品店に向かった。
MP3対応を前提に探していたが、対応機種でも2万円程度〜で買える。Z919の時は4万円以上もしたのだがMP3対応かどうかで価格に差が見られないまでになっていた。しかし安い機種では納得が出来ない。やはり今まで使っていた以上のものにしたい。
当初1DINのものを考えていたが、定価84,000円のADDZEST DMZ825MP(2DIN)が39,800円と半額以下だったため飛びついた。あまり使わないがMDも付いている。過去に録りためたMDがあるのでたまにはこれらを聞こうと思う。
ナビのモニタスタンド(左写真)の為、取り付ける為にはナビのモニタの移設が必要になる。購入前に車に戻りナビのモニタの移設場所を検討した。最終的に、ダッシュボード中央のマルチメーターを取り外してそこに取り付ける事にした(右写真)。
マルチメーターには外気温度計と標高計がついているので外すのが惜しいが、後日灰皿の下などに移設しようと思っている。(左写真)
既存のオーディオとの入れ替えなので、大して時間は掛からなかった。
再び店内に行き汎用ステーを購入、写真のように曲げてモニタと共にねじ止めした。ちょっとモニタの位置が高いのと角度的に前方に傾いているのがちょっと気になる。あくまで家に帰るまでの仮取り付けである。見た目の割りにしっかり固定できている。
2003/7/21
マルチメータを固定していたこの金具(右写真)に汎用ステーを取り付けてモニタを固定する方法で進めることにした。
金具の加工が出来たら取り付け場所に置いてみる。モニタの位置・高さともいい感じになった。
モニタを固定するねじはインチねじで入手困難なため、使用していたテレビスタンドのねじを使おうと思っていた。しかし、ねじのつまみ(右写真右)が大きすぎて固定が出来ない。そこでカメラの三脚を犠牲にし、ねじ(右写真中央)を頂戴した。このねじは下への出っ張りが非常に小さい。ついでにゴムラバー(右写真左)も頂戴した。
金具をモニタに取り付けてから車両側にねじ止めすると右写真の様になる。
これでは見栄えが良くないので、次に金具部分を隠すカバーを製作した。
マルチメーターのカバーを木の板(ラワン材)にあてて線を引き、ジグソーやのこぎりで切断、ヤスリで左写真の様に仕上げる。角の部分は全てヤスリで削り落とした。
モニタの後ろに当ててみてぴったり合う事を確認(右写真)
カバーの沈み込みや浮き上がりを抑える為、金具や木ねじを取り付ける
どんな構造で固定されるのかわかりやすい様に図を作成した。
木ねじが沈み込みを抑制し、金具がダッシュボードに当たって浮き上がりを抑制する。
後はレザーをはって完成!
インプレッション
・MP3再生機能 ・MD ・クロスオーバーコントロール ・イコライザ ・DSP ・ディスプレィ
Z919は128Kbps以外の再生を保証していない。また動作が遅く、早送りが出来ない。これに対しDMZ825MPはビットレートの制限は特に無く、動作速度は通常のCD以上でMP3なのに早送りが出来る。メーカーは違うものの3年でこれだけ進化している。
現在はあまり使わなくなっているが、取り溜めたMDがある事と値段が安かった事でMD付を選択した。
Z919には付いていたが・・・この機能は愛用していただけにちょっと寂しい。
Z919のものは基本的にトーンコントロールだが、中心周波数やQの設定ができるのでパラメトリックイコライザに近い。DMZ825MPはスタンダードモードというモードではグラフィックイコライザ、プロモードというモードではパラメトリックイコライザが付いている。今のところフラットにしているが今後の音作りの楽しみが残されている。
Z919には付いていなかったが、特に必要無い。スタンダードモードというモードではオフに出来ない様だがプロモードにするとオフになる。取り付けて最初に音を聞いたらDSP特有の残響がかかって気持ち悪い。こういうサウンドが好きな人が多い為にこんな機能が搭載されているのだろう。
Z919はもちろんほとんどのオーディオは曲名や時間表示は切り替えて表示させる。DMZ825MPの場合は、フォルダ名・ファイル名(曲名)・トラック番号・時間表示がいっぺんに表示される。この点は気に入っている。