スピーカー交換＆デットニング

ミラの時はスピーカー及び取り付け部分が特殊だったため改造を施したが、この車は市販のスピーカーがそのまま付く構造になっているため、ミラよりも大幅に作業が楽であると言える。

ドアの内張りを外す為に、写真のネジ２箇所とドアロックノブを左に回して取り外す。

取り外せたら内張りはがしで内張りを外す。引っぱれば外せるが無理な力をかけるとクリップや内張りを損傷させる恐れがあるので慎重に作業したい。

ドアの内張りを外したら防水ビニールをはがす。はがした防水ビニールはもういらないのでごみ箱へGO!
厄介なのはこのビニールを接着していたブチルゴム接着剤である。ミラの時もそうだったが手にくっついたりでなかなか取れにくい。
パーツクリーナーをかけながら時間をかけて取った。

インナーパネル（ドアの内張り側のパネル）とアウターパネル（車両外側のパネル）をパーツクリーナーできれいに掃除し、付属の前処理剤で残った油分をふき取る。
アウターパネルに制振シートを貼り（左写真）その上に吸音材を貼る（右写真）

インナーパネル用制振シートを貼り穴をすべてふさぎ、余ったシートをスピーカー周辺を中心に貼る

スピーカーケーブルはアンプ直結で配線予定だが、この日は暗くなってしまったのでスピーカーに付属の変換ケーブルで仮接続した。
ドア内張りに防音テープを貼る事になっているが、スピーカーケーブルの配線と一緒に後日作業する事にした。

この車のスピーカーマウント（左写真）には雨よけカバーが付いている。
デットニングキットの説明書によるとカットする事により音抜けが良くなるとあったが、雨水によりスピーカーの寿命を早める恐れがある為カットはしなかった。

中央写真は交換前、右写真は交換後のスピーカー

音の違いについてはスピーカー交換と同時に行ったため、デットニングによってどの位音がよくなったのかは分からない。
以前ランサーでこのスピーカーを使っていたときはスピーカー交換しても音の違いをあまり感じなかった。スピーカー交換よりもデットニングの方が効果が大きいのだろう。
歪感が無くなりクリアーで音の定位がはっきりしている。低音についてはウーハーを使っているので分からないが、他のサイトを見ると低音が出るようになったと言う意見が多い。