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リモコンエンジンスターターの取り付け&走行中にTVを見る


これからの寒い季節には必需品である。以前からミラでは使用していたが、一度使ったら病み付きになる。
寒い朝、エンジンをかけに行かなくても、手元のリモコンでエンジン始動ができるし、
仕事が終わる時間が近づいたら手元のリモコンでエンジンを始動しておけば車に乗る頃には車内は快適である。もちろん暑い夏も快適。

購入したものはサンヨーテクニカのSTARBO RS-2000というもので近くのカー用品店で17,800円だった。これは手元のリモコンのブザー音でエンジンの始動が確認できるもの(アンサーバック機能)だが、一方通行のもの(手元ではエンジンの始動が確認できない)なら7千円台〜で購入できる。
他に車種別の専用ハーネスが必要なので同時に購入した。レガシィ用のST-048は1,200円。
リモコンスターターやターボタイマーを取り付ける場合、安全の為サイドブレーキに配線する。配線しない場合誤って車を発進させてしまい思わぬ事故につながる可能性がある。
サイドブレーキ配線はTVにつながっている線から取ろうと考えた。その為左写真の様にオーディオパネルを取り外した。ついでに走行中にもTVが見られるようにする。左写真のエアコンパネルにかかっている線がTVからサイドブレーキにつながっていた線である。この線をアースする事により走行中もTVが見られる。カーナビについては誤動作等の可能性も考えられるためそのままにした。走行中は一部の操作が出来なくなるが、そんなに困る事は無いだろう。
では、取り付けに取り掛かる。キーシリンダのハーネスを外し車種別専用ハーネスでリモコンエンジンスターター本体に分岐させる。この車のハーネスはハンドルコラムカバーを取り外さずにその下のカバーを外すだけで作業できた。車種によってはハンドルコラムカバーの取り外しが必要になる。
受信機本体は右写真の赤丸の所に両面テープで貼り付けた。この時後で各種設定がやりやすい様にディップスイッチ(設定スイッチ)を下に向けて取り付けた。下から覗き込めばいつでも設定変更が可能となる。
アンテナはダッシュボードの右端に取り付けた。もっと小型化されていればミラーの裏など見えにくい所に隠したかった。
サイドブレーキ配線はカーナビの配線から取った。
動作チェックの為リモコンを操作してみる。あれ?イグニションキーがONの状態にはなるがエンジンが始動せずにそのままOFFになってしまう。なぜだろう。試しにサイドブレーキに接続する線をアースしてみたら、ちゃんとエンジンが始動した。カーナビのサイドブレーキ配線をテスターで調べた所、全く導通が無い。さらに調べるとエンジンを始動すると導通した。どうやらカーナビやカーTV専用に用意されているものらしい。この日はもう遅かったのでサイドブレーキ配線はアースに落とし後日作業することにした。
数日後サイドブレーキ部分から直接配線を取った。
取り付けを終わって気が付いたが、エンジンが始動していないにもかかわらずリモコンからはエンジン始動のブザーが鳴る事がある。(つまりエンジンが始動していない)エンジンの始動検出がうまくいっていないものと思われるため、オルタネーター(発電機)への配線を予定している。


毎日1日の仕事が終わったらリモコンでエンジンをかけている。駐車場に着く頃には車内は暖かくなっている。寒い冬にはありがたい。大雪が降ったときなどガラス面に凍りついた雪を落とすのが大変だが、いつもより早めにエンジンを始動しておくと良いだろう。
エンジンをかけたまま忘れてしまっても始動後15分後(設定により30分)に自動で停止するので安心できる。MT車の場合はニュートラルに入っていないと車が動き出してしまい危険なので十分注意が必要となる。(レガシィはAT車なので問題ないがミラはMT車である)車を降りるときは必ずターボタイマーを作動させるとか、人に車を預けたときはリモコンを使わないなど徹底するべきである。
近年環境問題が世界的にさけばれている。暖機運転を法律で禁止している国さえある。環境面ではこの手の製品はあまり歓迎されないだろう。将来ターボタイマーやリモコンエンジンスターターの使用が禁止されてもおかしくないだろう。